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やりたいことはあるのに進まない。そんなとき「実行力不足」と決めつけない方がいい理由

新しいサービスを作りたい。
サイトを刷新したい。
新規事業を始めたい。

やりたいことはある。

でも、なかなか前に進まない。

そんなとき、

「もっと実行力が必要だ」
「誰かに任せれば進むはずだ」

と考えがちです。

もちろん、人手不足が原因のこともあります。

ただ、その前に、

何を決めるべきかが整理されていない

ことがあります。

「やりたいこと」と「実行できる状態」は違う

頭の中では、だいたい分かっている。

こういうサービスにしたい。
こんなサイトにしたい。
こういう顧客に届けたい。

でも、実際に人に渡そうとすると止まります。

  • 何を優先するのか
  • どこまで決めるのか
  • 誰が決めるのか
  • 何を要件にするのか
  • どこから作るのか

が曖昧だからです。

つまり、

構想はある
↓
意思決定が整理されていない
↓
要件に落ちない
↓
実行できない

という状態です。

ここで人を増やしても、迷いが増えることがあります。

「進まない」は、作業不足ではなく判断不足かもしれない

プロジェクトが止まると、

作業してくれる人が足りない

ように見えます。

でも実際には、

何を作るかが決まっていない

ことも多い。

たとえば新しいサービスを作るなら、

  • 誰のためのサービスか
  • 何を解決するのか
  • どこまで提供するのか
  • 何を捨てるのか
  • 最初のバージョンで何を作るのか

を決める必要があります。

ここが曖昧なまま制作や開発へ進むと、途中で何度も戻ります。

戦略と実行の間には「翻訳」が必要

「戦略はあるのに進まない」というケースもあります。

たとえば、

中小企業向けに、経営管理を効率化するクラウドサービスを作る

という方向性が決まっていたとしても、そのままでは開発できません。

必要なのは、

戦略
↓
誰が使うか
↓
どんな場面で使うか
↓
何が必要か
↓
何を優先するか
↓
要件
↓
実装

という翻訳です。

この間をつなぐ人がいないと、

経営側は「なぜ進まないんだ」と思い、
実行側は「何を作ればいいか分からない」となります。

進める前に、4つに分ける

やりたいことが進まないときは、まず次の4つに分けてみると整理しやすくなります。

  1. 目的
    何を実現したいのか。
  2. 意思決定
    そのために、何を決める必要があるのか。
  3. 要件
    決めたことを、実行側が動ける形にすると何になるのか。
  4. 実行
    誰が、何を、どの順番で進めるのか。

この4つが混ざっていると、会議もプロジェクトも進みにくくなります。

「誰かに任せる」前に、「何を任せるか」を決める

制作会社。
開発会社。
広告会社。
コンサルタント。

外部の力を借りること自体は有効です。

ただ、

何を任せるかが整理されていないまま外注しても、相手は正しく動けません。

実行力を増やす前に、

何を決める必要があるか

を整理する。

ここが先です。

一人で全部考える必要はない

経営者や事業責任者は、

  • 事業の方向性
  • 顧客
  • 営業
  • マーケティング
  • Web
  • システム
  • 組織

を横断して考えます。

だから、ある段階で一人では処理しきれなくなるのは自然です。

そのとき必要なのは、

答えを代わりに出す人

というより、

頭の中にあるものを整理し、何を決めるかを明確にし、実行できる形へつなぐ人

なのかもしれません。

もし今、やりたいことはあるのに進まないなら、まず「実行力が足りない」と決めつけず、目的・意思決定・要件・実行を分けてみてください。

どこで止まっているかが見えれば、次に何をすべきかも見えやすくなります。

自分の場合は、どこが詰まっているのか。
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Seventy Seventy株式会社 代表取締役 大角誠之

大角誠之
Seventy Seventy株式会社 代表取締役